白米のお供のおかずは猫用缶詰。猫用缶詰で食費が助けられた話

ペットショップで実習をしていたとき、スタッフさんに「あなたは猫飼ってる?」と言われ「なんでですか?」と聞くと「この猫用の缶詰余っちゃって、猫飼っているならあげようと思って」と。

私はお金のない学生の一人暮らしなので、動物なんて飼えるわけもなく自分自身という動物を飼うのに必死な状況でした。

それなのに「猫を飼っています」と条件反射的に言って、手には猫用缶詰が5つ握られていました。

日々、お金がない状態の私。そろそろ白米単独の夕ご飯は飽きてきて、白米のお供のおかずが欲しいと思っていたころでした。

おかずを買うお金はなく、買えても納豆や卵を節約しながら食べていたので猫用缶詰の「まぐろ」という文字を見て、ご飯のお供だと感じて本能的に行動してしまったのでしょう。

まぐろを無料で食べられる。という思いで、それは猫用というのはほぼ頭から抜けていました。

家に帰って、一瞬ふと我に返って、缶詰は猫用なのだと食べるのを躊躇しました。

一応。と一口食べてみると「美味しい」。自然と言葉が出ました。 それから、ペットショップで実習の期間は、猫用の缶詰を貰えるときは貰えるだけ貰うことにしてました。

スタッフさんに、猫の名前を聞かれたときは「ヤッピーです」と自分の中学時代のあだ名を言ってやり過ごしました。おかげで実習期間は猫用缶詰のおかげで食費がずいぶんと助けられました。